top of page

Blog
スポヲタ公式ブログです。スポーツビジネス、スポーツテクノロジーのトレンドをお届けするとともに、役立つ情報やワクワクする情報をお届けします。
検索


ハンドボールのパフォーマンス科学:ポジション別アスリート管理とデータ活用の最前線
はじめに 近年、ハンドボール競技のトップレベルでは試合数・練習強度ともに増加傾向にあり、選手への身体的負荷はかつてないほど高まっています。シーズンを通じたパフォーマンス維持と怪我予防の両立が、チームの競争力を左右する時代となりました。こうした背景から、「感覚」や「経験」だけに頼った負荷管理には限界があり、データに基づく客観的なアプローチが不可欠となっています。 本記事では、ドイツ・ハンドボールブンデスリーガの現場で活躍するフィリップ・ヴィンターホフ氏(ハンブルガーSV、S&Cコーチ)と、キール大学病院のクリント・ハンセン博士(スポーツ科学者・バイオメカニクス専門家)の活用事例を紹介します。特にKINEXONから得られる選手データをハンドボールの現場でどのように実践活用しているか、その導入背景・課題・変革的な影響に焦点を当てています。 なぜ「客観的データ」が必要なのか トラッキングシステム活用が主流になる前のトレーニング管理は、コーチの目と経験に頼るものでした。それは今でも重要ですが、観察や主観的な感覚だけでは限界があります。ハンブルガーS
Douglas Bewernick
6月3日読了時間: 13分


NOAH 海外活用事例:ブルック・ロペス 〜データが変えたベテランのシュートフォーム〜
概要 NBA・ミルウォーキー・バックスのセンター、ブルック・ロペス(当時34歳、キャリア15年目)は、2022年夏のオフシーズンにシューティングコーチとNOAH Shooting Systemを活用し、3ポイントシュートのフォームを科学的・定量的に改善した。この事例は「ベテラン選手でも計測データをもとに短期間でフォームを改善できる」という強力な実証例であり、Bリーグの現場でも即応用可能な示唆を含む。 NOAH Shooting System(ノア・シューティング・システム)とは? ノア・シューティング・システムは、リングの7フィート(約2.1m)上方に設置したカメラおよびセンサーとスピーカーシステムを組み合わせたシューティング計測ツールである。「NOAH(ノア)」という名前は、聖書のノアの箱舟(NOAH's Arc)とシュートの弧(Arc)を掛け合わせたネーミングで、もともとは シュートの弧の計測に特化して開発された。 計測できる3つの指標 指標 単位・範囲 意味・活用法 ① Arc(入射角) 度(°) シュートの軌道の高さ。最適値は
Ador Bitaraf
5月20日読了時間: 6分


【開催レポート】SMBC協賛のもと、AAPI Heritage Month 2026を記念した特別イベントを実施
Sporta Japan Corporationは、AAPIヘリテージ月間(5月)を迎えるにあたり、住友三井銀行(SMBC)との協力のもと2025〜26シーズンに実施した2つのコミュニティイベントの成果を報告します。いずれのイベントもアジア系アスリートを主役に据え、子どもたちへのロールモデルの提示と、ビジネスリーダーへの知見の還元という二本柱を実現しました。 EVENT 1 · バスケットボールクリニック & キャリア講演 Sara Nakamura Miller · ニューヨーク日本人学校(CT州リバーサイド) · 2025年12月12–13日 選手 Sara Nakamura Miller(ペンシルバニア大学 / 日本代表) 対象 小学部・中学部 約80名(2日間) Sara Nakamura Millerについて アリゾナ州生まれ。父はジャマイカ出身、母は静岡県出身。バイリンガル・バイカルチャーな若手アスリートであるSara選手は、ドリブル・パス・シュート(BEEFフォーム)・ディフェンスの基礎指導から、勉強とスポーツの両立をテーマにし
yukimura6
5月20日読了時間: 3分


バレーボールのパフォーマンス科学:ポジション別アスリート管理とデータ活用の最前線
はじめに 近年、バレーボール競技のトップレベルでは試合数・練習強度ともに増加傾向にあり、選手への身体的負荷はかつてないほど高まっています。シーズンを通じたパフォーマンス維持と怪我予防の両立が、チームの競争力を左右する時代となりました。 こうした背景から、「感覚」や「経験」だけに頼った負荷管理には限界があり、データに基づく客観的なアプローチが不可欠となっています。 本記事では、スタンフォード大学のタイラー・フレデリック氏(アシスタントアスレティックディレクター)と、アリゾナ州立大学のジェイク・ガーティ氏(スポーツサイエンス担当アシスタントヘッドコーチ)の活用事例を紹介します。特にKINEXONから得られる選手データをバレーボールの現場でどのように実践活用しているか、その導入背景・課題・変革的な影響に焦点を当てています。 なぜ「客観的データ」が必要なのか これまでのトレーニング管理は、コーチの目と経験に頼るものでした。それは今でも重要ですが、「セッションRPE(主観的運動強度)」のような主観的指標だけでは限界があります。 ジェイク氏はその課題を
Douglas Bewernick
5月7日読了時間: 8分


【開催レポート】Shinji Okazaki NYC Tour 2026を実施
2026年4月12日〜15日に開催された “Shinji Okazaki NYC Tour 2026” 4日間にわたり、スポーツの持つ力を改めて実感するツアーとなりました。 サッカークリニック、学校訪問、ビジネス交流、そして松井秀喜氏とのスペシャル対談「A Night of Legends」まで、多彩かつ密度の高いプログラムを実施しました。 クリニックでは100名を超える子どもたちが参加し、岡崎慎司氏のプレーとメッセージから大きな刺激を受けました。また、「A Night of Legends」には100名以上、Columbia Business Schoolでのセッションには120名以上が参加し、多くの方々にスポーツの価値や岡崎慎司氏の経験を共有する機会となりました。 また、 ・New York Red Bullsスタジアム視察 ・NYCFCオフィス訪問 ・New York Foxesイベント ・MLB本社訪問 ・学校訪問 ・企業やスポーツビジネス関係者とのミーティング などを通じて、スポーツのビジネス的・社会的な広がりも体感しました。 ..
Ryuji Miyamatsu
5月5日読了時間: 2分


森田 麻文氏 PROJECT GLP~Japan Got Next~スーパーバイザーを退任
2026年4月22日 スポヲタ株式会社 スポヲタ株式会社(本社:ニューヨーク、代表取締役CEO:家徳 悠介)は、女子バスケットボール海外挑戦支援プロジェクト「PROJECT GLP 〜Japan Got Next〜」においてスーパーバイザーを務めていただいていた森田麻文氏が退任することとなりましたのでお知らせいたします。 森田氏はこの度、NCAA Division Iプログラムにおけるアシスタントコーチに就任されることとなり、さらなるご活躍が期待されております。これに伴い、本プロジェクトのスーパーバイザー職については退任される運びとなりました。 在任期間は短期間ではございましたが、選手選考やNCAA進学に向けた助言をはじめ、本プロジェクトの発展に多大なるご支援・ご貢献をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。 今後のさらなるご活躍を、プロジェクト一同心より応援しております。 なお、森田氏のコメント全文は以下のリンクよりご覧いただけます。 今後もスポヲタ株式会社は、PROJECT GLPを通じて日本女子バスケットボールの発展に貢献してまいりま
Kosuke Shimizu
4月22日読了時間: 1分


プロハンドボールチーム〜実践的ロードマネジメント戦略〜
は じめに 近年、エリートスポーツにおいては、トレーニング負荷の変動を正確に把握することが、パフォーマンスの 最適化と疲労・オーバートレーニングの予防 の両面において極めて重要と なっています。長いシーズン、多数の試合、さらに選手ごとに異なる出場時間や回復状況が重なるハンドボールにおいては、トレーニング負荷の管理は非常に複雑になります。 その中でS&Cコーチは、重要な試合前にピークパフォーマンスを発揮させることと、長期的にパフォーマンスを維持しつつ傷害リスクを低減することを両立させることが課題となっています。 この課題を解決するためのアプローチが 「ピリオダイゼーション(周期的トレーニング計画)」 であり、その実践を支えているのが、日々のトレーニング負荷を精密にコントロールするロードマネジメントです。 本記事では、2023年12月〜2024年3月の約4か月間にわたって実施された研究(Holm & Randers, 2025)をもとに、試合に向けた週内の負荷変動とプレシーズンの設計戦略について解説します。数値に基づいた実践的なロードマネジメ
Douglas Bewernick
4月22日読了時間: 9分
bottom of page