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KINEXONワークショップ in 東京

  • Douglas Bewernick
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

8月18日、東京にて KINEXONワークショップ を開催しました。名古屋に続く実施でしたが、参加者層が異なることもあり、同じテーマを扱いながらも多角的な質疑と議論が展開され、実務に直結する学びの機会となりました。


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本セッションでは、スポーツトラッキングと負荷管理、そしてデータを活用したパフォーマンス向上戦略を中心に、現場での運用を想定した具体的な手順や判断基準を共有。特に、測定データをどのように読み解き、トレーニング設計や意思決定につなげるかという実装の部分に重きを置いた点が特徴です。


フィル・リーヌマン氏(KINEXON専属スポーツサイエンティスト) は、名古屋で紹介したロード管理とトレーニング計画の考え方を踏まえつつ、出場時間の多い選手と少ない選手のロード格差を最小化するため、練習メニューを意図的に分けて設計する必要性を、実例を交えて強調しました。


アダム・ペトウェイ氏(元NBA・NCAAパフォーマンスディレクター/現シーホース三河 プレイヤーヘルス&パフォーマンス エグゼクティブ・ディレクター) は、名古屋の内容に加え、deceleration(減速動作) に焦点を拡張。減速時の選手特性がパフォーマンスに与える影響を整理し、ACLやアキレス腱断裂に見られる特徴の明確化と、その予防・対応策を最新知見に基づいて提示しました。技術面・指導面・ロード設計面のそれぞれで取りうる選択肢を示し、現場での実装をイメージしやすい形で共有しました。


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本ワークショップを通じて、今後KINEXONを活用した国内事例が増え、競技現場全体がさらに盛り上がっていく手応えが感じられる有意義な時間となりました。


今後も、最先端のスポーツテクノロジーを通じて、現場で成果につながるデータ活用を広げてまいります。

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