スポヲタマガジン8月号-②
- Kosuke Shimizu
- 8月29日
- 読了時間: 3分
💡WNBA シーズン1ヶ月を残して
レギュラーシーズンの観客動数記録樹立💡


内容
WNBAは今年の8月にリーグの総観客動員数の記録を更新、これまでの最高総観客動員数は2002年の236万人であった
ゴールデンステート・ヴァルキリーズは、初シーズンとなる今シーズンでチェイス・センターでのホームゲーム16試合すべてを完売し(総観客数289,024人)、観客数増加の最大の原動力となっている
ニューヨーク・リバティも成長の原動力となっており、今年は1試合平均29%増の観客動員数を記録しています。試合数が3試合少ないにもかかわらず、既に昨シーズンの総観客数を2万5千人近く上回っている。
NBAのその他新しい試み
WNBAは今シーズン、1試合平均1万1000人以上の観客動員数を記録このペースを維持すると、2025年シーズンの観客動員数は約315万人超となり、昨シーズン比33%増を記録することとなる
ケイトリン・クラーク要するインディアナ・フィーバーがアウェイでのゲームにおいても、観客を呼び込めることも大きな要因となっている
Photo: Jerome Miron-Imagn Images / Front office Sports
💡テネシー大学
ヘッドコーチであるリック・バーンズと生涯契約締結💡

内容
リック・バーンズは、NCAAディビジョン1で現役最多勝ヘッドコーチであり、過去10年間で通算232勝109敗(勝率.664)、カンファレンスでの優勝3回、マーチマッドネスのベスト8進出2回と好成績を収めている
2028年4月15日迄だった契約をこの度、生涯契約締結に改定
生涯契約を締結するヘッドコーチは限られており、2001年デューク大はマイク・シャシェフスキー監督(当時)に大学スポーツ史上初とされる生涯契約を与えた
生涯契約内容
年棒:年間600万ドル(約9億円)
契約更新システム:毎年4月15日に自動的に3年間延長される形式(いわゆるローリング型契約)。バーンズ監督が「続けたい」と意思表示する限り、契約は途切れず更新される
Photo: Johnnie Izquierdo / The Athletic
💡EA Sports
大学バスケットボールビデオゲームの交渉が行き詰まる💡

内容
EA Sportsはディビジョン1に所属している男・女バスケチームを収録し、マーチマッドネスの要素を含む包括的な大学バスケゲーム開発を検討
同社は同カンファレンスとの独占契約を望んでおり、すでに300校の大学(全体約360校)と参加意思を表明
開発が正式に決まったら、同社はNIL費用も支払うことになるが金額未定
同会社が契約を締結する先は、CLC(大学ライセンスの統括会社)、NCAA(全米大学体育協会)、加盟校・カンファレンスとなる
懸念材料
2Kスポーツは、名門大学と個別契約を進めて独自の大学バスケゲームを開発中。UCLAがすでに参加表明との報道あり
EA Sportsは、独占契約を締結出来ない場合には撤退する可能性もあるとのこと
Photo: Getty Images / Sports Business Journal
💡NBA初の女性HC誕生の可能性とその壁💡

内容
NBA ニューヨーク・ニックスは新しいヘッドコーチのリクルーティング活動の中で、サウスカロライナ大学の名将ドーン・ステイリーにもインタビューをしたとのこと
ドーン・ステイリーは、自身もオリンピック金メダリストであり、NCAA)女子バスケットボール界でトップクラスの指導者として評価
女性がNBAヘッドコーチになった前例はまだなく、もし実現すれば史上初だったが、見送りとなった
ドーン・ステイリーは、ポッドキャスト番組「Post Moves」に出演した際に、ニックスとのインタビューの中で、女性の自分を雇うことで起こるチームが検討しなければならない事項を敢えて指摘した後、ニックスの経営陣が考え直し、自身の採用に消極的になってしまったというコメント
Photo: Getty Images / Sports Business Journal
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