スポヲタWeekly Report Vol-1
- maogushi
- 12 分前
- 読了時間: 4分
📣 DAZN社がESPN社と契約締結し、
カレッジスポーツの放送範囲拡大 📣

サマリ
DAZN社はESPN社と放映権契約を締結し、カレッジバスケットボールとフットボールを、ヨーロッパや中東・北アフリカ地域でライブ配信することとなった
毎週フットボール最大25試合、バスケットボール最大20試合を配信予定で、男子・女子両方のマーチマッドネス・カレッジフットボールプレーオフという最も注目集まる大会の配信を行う
ESPNが1987年から放送している人気番組「College Gameday」(シーズン中の土曜日の午前にその週の注目試合が行われる大学キャンパスから生中継される人気番組)
その他捕捉情報
DAZNは初期段階では無料で配信する予定。DAZNは広告、Eコマース、ベッティングなどで収益化を狙い、初期段階は視聴するファンの獲得に注力する
DAZN CEOは「NFLやNHLに続き、米大学スポーツの国際展開を強化できる」と発言
ESPNは、以前「ESPN Player」というアメリカ国外(ヨーロッパ・中東・アフリカ・アジア等)向け有料ストリーミングサービスで、アメリカのカレッジスポーツを配信していたが、2023年に廃止した
Photo:Getty Images / DEAD LINE
Writter: 清水
📣 Cosm社がFox Sports社との共同放映コンテンツを拡大 📣

サマリ
Cosm社とFox Sports社は、昨年9月に発表された複数年ライセンス契約を拡大し、共同放映コンテンツにNFL、MLBの試合およびDaytona 500のレースの放映を追加
米ダラスおよびロサンゼルスの会場では、12K以上の超高解像度映像を87フィート径のLEDドームで上映
Cosm社はNFLとのコンテンツ契約も複数年で延長しており、Fox製作のゲームも引き続き配信予定
捕捉情報
Cosmは2025年に「Breakthrough of the Year」(年間大躍進賞)を受賞し、2024年には「SBJ’s 10 Most Innovative Sports Tech Companies」に選ばれるなど、注目を集めるスポーツ・テック企業
Cosm社は米国ロサンゼルス拠点のテック企業で、拡張現実や没入体験を提供する大型ドーム型会場を運営→提携リーグや放送局はCBS Sports、ESPN、NFL、NBA、MLB、大学スポーツ、UFC、プレミアリーグ、US Openなど多数に及ぶ
日本時間8月31日(日)に開催された大学フットボールのシーズン開幕戦(オハイオ州大 vs テキサス大)のチケットは、開催2日前時点でダラスは完売、ロサンゼルスも「ドーム席」が残りわずかとなった
Photo: /Sports Business Journal
Writter: ビタラフ・アドル
📣ケイトリン・クラーク:
ナイキ・シグネチャーアスリートとして正式発表📣

サマリ
ナイキはフィーバーのガード、ケイトリン・クラークのシグネチャーロゴを公開し、特別なアパレルコレクションと今後のシグネチャースニーカー発売を発表した
シグネチャーロゴは、2つの「C」を組み合わせたデザインで、クラーク自身がデザインに積極的に関与。彼女の個性やバスケットボールへの情熱を象徴
2025年9月1日に北米でTシャツを発売、10月1日にフルコレクション展開予定。2026年にはシグネチャースニーカーも発売予定
その他の情報
今回の発表で、シグネチャーアスリートとして正式加入サブリナ・イオネスク(リバティ)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)、ケビン・デュラント(ロケッツ)らと同じグループに加わる
ファンの反応:ロゴはシャネルの「CC」に似ているとの指摘もあり賛否両論だが、クラークのスタイルやブランド性を反映
クラークの発表は、ナイキがWNBA選手や女子バスケットボール市場への注力を示す象徴的な動き
Photo:Nike/Sports Business Journal
Writter: ビューワーニック・ダグラス
📣オクラホマシティー・サンダーの新アリーナ建設📣

サマリ
NBAではチームの引き留めや誘致を目的とした新アリーナの建設が相次いでいる。
現王者のオクラホマシティー・サンダーも2028年の開業を目指して新アリーナを建設中
特筆すべきは総工費10億ドル(約1.5兆円)の多くを公的資金や補助を使っている点でサンダーのオーナーの資金拠出は5千万ドル(約75億円 )と全体の5%のみ。NBAチームの存在が地域社会と地域経済に重要視されているかを物語る案件となっている。
詳細
現行のPaycom Arenaは2022年開業とわずか2年強での建替であり、北米のスポーツ施設の建替スパンの短縮、チームの引き留めや誘致の激化を象徴する案件
2029‐2030年シーズンまでに開業できれば、サンダーは少なくとも25年オクラホマシティーに留まるという条件
既に成功しているNBAチームに対して過度な公的支援ではないかとの物議も呼んでいるが、この支援策はオクラホマシティーの住民投票の結果可決されており、チームに対する住民の愛着やチームが残ることによる波及的な経済効果への期待の表れと捉えられる
Photo: Oklahoma City Thunder
Writter: 村木
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