top of page

【Dr. Goatyコラム~Vol.3】スポーツサイエンスの最新エビデンス

更新日:2023年10月23日


本コラムでは、ニューロサイエンティストで臨床医であるDr.Goatyがスポーツサイエンスの最新エビデンスシリーズをスタート致します。近年、スポーツビジネスにおけるデータサイエンスの重要性はますます高まってきております。スポーツビジネス業界における、最新機器を用いたデータ活用における最新エビデンスを、毎回、神経科学的な切り口を含めて紹介していきます。

こんにちは、はじめまして。Dr. Goatyです。私は臨床医として働く傍ら、神経科学を専門とした研究者である現役の医学研究者です。


今年のNBAプレーオフは、我らが誇る日本人NBAプレーヤーであるブルックリン・ネッツの渡邊雄太とロスアンゼルス・レイカーズの八村塁が、世界最高峰のリーグでのプレーオフにそれぞれのチームの戦力として参加ということもあり、日本からも大きな注目を集めているかと思います。そこで、第3回目の今回は、白熱したプレーオフでの試合展開が続いているNBAにおけるデータ解析の重要性について紹介したいと思います。


ここ約10年の間に、NBAにおいても、高度な分析技術が登場に伴いそれらが各チームへ浸透して、選手のパフォーマンス、戦略へ欠かせない一部分となっております。それを表す驚くべき数字としては、今年のプレーオフ出場の全16チーム中、なんと12チーム(75%)が、KINEXONのテクノロジーを利用していることでしょう。


KINEXONが提供するデバイスを通して収集するデータには、コート上でのスピード、加速度、ジャンプの頻度や強度など、選手の動きについての多岐にわたる情報が含まれています。これらの情報をもとに、コーチやトレーナーが選手一人ひとりに合わせたトレーニングプログラムを作成し、コート上でのパフォーマンス向上を目指しています。各チームの現場からのスタッフの意見としては、この技術を有効利用することによって、選手の怪我のリスクを低減し、コート上でのパフォーマンスを最適化することができているとのです。


注目すべき点としては、KINEXONの技術は、コーチやトレーナーにリアルタイムでフィードバックを提供し、試合や練習中に収集したデータに基づいてトレーニングプログラムや戦略を調整できることが大きな利点の一つです。これによって、コーチと選手は、改善すべき課題を即座に特定して、個々の選手の長所と短所に基づきゲームプランを微調整することができます。


これまでの科学的な考察より、最も効果的なフィードバックの手段として、その動作を行った直後に、データに基づいて行われる必要があると提唱されております。よって、KINEXONは、コーチやトレーナーに選手のパフォーマンスに関する詳細な情報を即座に提供することで、最も効果的なフィードバックを可能として、それを通して、チームのトレーニングプログラムの最適化、怪我のリスクの低減、そして最終的にはより多くの試合に勝つことへつながっていくと推測されます。


世界中からトップ選手が集まり、しのぎを削っていいてるNBAの大舞台。この華やかな舞台の裏では、日々の練習方法においても世界最先端の技術を取り組んでおります。それを通して、迅速なフィードバックを可能として、個々のプレーヤーの特定のニーズに合わせて調整されており、各プレーヤーがより迅速かつ効果的にスキルを向上できるように工夫されているとうことですね。


*****


いかがでしたでしょうか?

さて、NBAのプレーオフも目が離せない状況が続いておりますが、今後も弊社のスポーツビジネスにおけるサービスが、チームやアスリートがより良い判断を下し、パフォーマンスを向上させるのに役立つ貴重な洞察や情報を提供できるように、最新のエビデンスをお届けしていきたいと思います!



参考文献

John Portch. (2019). Case Study: The Growth of Athlete Monitoring in the NBA. Leaders. https://leadersinsport.com/performance-institute/articles/kinexon-athlete-monitoring-in-the-nba/

Baca, Arnold & Kornfeind, Philipp. (2006). Rapid Feedback Systems for Elite Sports Training. Pervasive Computing, IEEE. 5. 70-76. 10.1109/MPRV.2006.82.









Dr. Goaty(ペンネーム)

プロフィール:臨床医(専門:内科全般、神経内科)・研究者(神経科学)として、日米の研究機関で研鑽。十年以上にわたり神経領域を中心に研究・臨床に従事して、英語の査読付き原著論文および日本語の論文執筆を多数経験。資格:日本医師免許(日本内科学会・神経学会専門医)、ECFMG certificate。

閲覧数:48回0件のコメント

Comments


bottom of page