Vol 19
23/6/16
Cape COD Baseball Leagueは、ファンの体験を向上させるためにBaseballCloudと契約
Cape COD Baseball League (CCBL) (米国大学夏期野球リーグ)は、BaseballCloudのデータ収集および可視化技術と提携し、SNSや配信コンテンツに活用。この提携を通じて、リーグは選手育成とファン体験の向上を目指してしている。
詳細
CCBLは、洞察力のあるビジュアライゼーションをライブ配信に取り入れることを可能にする。
BaseballCloudは、最も正確な野球のトラッキングメトリクスを取得する技術「Yakkertechシステム」を導入。
リーグにとって、打球の速度や打ち出し角度などのメトリクスは以前はリプレイでのみ利用可能でしたが、今回の可視化により初めて生放送で見ることが可能。
SNSや配信を通じて、ファンが分析データに関与し没頭できると考えている。
BaseballCloudは、NCAA野球Division 1やMLBで広く使用されている。
MLBから大学レベルのスポーツまで協力することで、あらゆるレベルの競技で活用できる。
リアルタイムのデータを見ることは、選手のパフォーマンス向上に役立つだけでなく、ファンも試合の一瞬を見逃すことなく、より興味を持つようになる。
WNBAは、昨年調達した7500万ドルを使って、新しいシーズンに向けてWNBAアプリとwnba.comを改装
WNBAは、ファンに対してより現代的な提供をするために、1年半の開発期間を経て、WNBAアプリとwnba.comを改装した。リーグが昨年調達した7500万ドルにより、女性リーダーを中心とした社内デジタルチームを編成し、主要パートナーの「デロイト」と協力して、このリニューアルを支援することができた。
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リーグは、WNBAのファンになることをより簡単にし、あらゆる場所にいるファンに届けたいと考えた。
フィード、アクセシビリティ、サイトマップなどを再設計し、wnba.comとモバイルアプリの間で統一された新しいモダンなデザインを作成。
試合だけでなく、選手のストーリーテリングなど、WNBAに関連するすべての要素がアプリ上で提供される場となることが大きな目標。
NBAも昨年の秋にMicrosoftの支援を受けて次世代アプリをリリース。
WNBAは、NBAの成功事例を参考にし、TikTokを通じたストーリーテリングツールの活用に成功している。
女子スポーツへの関心が高まっており、ますます多くの資金が投入されている。
ワールドラグビーは、初めてのセンサーボールの使用を正式な試合に導入し、ライブ審判を支援
ワールドラグビーは、センサーが組み込まれたラグビーボールの初めての使用を披露するために、SportableとGilbertと提携した。この初めてのデモンストレーションは、南アフリカで行われる6月のワールドラグビーU20選手権で使用する予定。
詳細
ボールは以下の情報を追跡することが可能:
① ボールが前方に投げられたかどうか
②ラインアウトの際にボールがフィールドから出た場所
③ボールが飛んでいる間に触れられたかどうか
④ボールがトライラインに到達したかどうか
⑤ラインアウトのスローが直線であったかどうか
他のスポーツでも、公式ボールにセンサーが組み込まれてパフォーマンス分析に使用されている。
カタールワールドカップでは、公式のAIサッカーボールが誤審とされた44試合中22件を修正することができた(例:三笘の1mm)
2023年のJリーグでは、広島vs札幌の試合において、審判の誤った判定による大きな紛争があった。今後このような問題を防ぐため、ゴールラインテクノロジーの導入が検討されている。